ナポリのゴミ問題は亡命者まで 実態を暴け:世の中の動きを斬る 2008年

ナポリのゴミ問題は亡命者まで 実態を暴け

2008年01月16日

ナポリがごみでえらい状況になっていることはニュースで目にしたが、まさか亡命者まで出るような状況とは、甚だ深刻な状況なのだろう。
まぁ暴動まであったもんね。

産廃がおびただしく廃棄されているようなので、将来の禍根は間違いないね。

日本にも隠されているだけで、恐ろしい場所があるんじゃないのか・・?

404 Not Found

【関連記事】
EXCITE -
(http://www.excite.co.jp/News/odd/00081200368036.html)

イタリアの夫婦、環境汚染理由にスイスへの亡命を申請

[チューリヒ 14日]

 イタリア・ナポリ出身の夫婦が、ナポリ周辺の廃棄物による汚染で胎児の健康が悪影響を受けるとして、スイスへの亡命申請を行った。

 ナポリでは周辺のごみ集積所が満杯となったことから、クリスマス前からごみの収集が止まっており、通りにはごみが山積みとなっている。

 スイスのブリック紙によると、32歳と30歳の夫婦はイタリアとの国境近くにあるべリンツォーナで亡命を申請。
 経営コンサルタントの夫は、ナポリに残った場合にはがんで死ぬ確率が高くなると主張しており、分子生物学者で妊娠4カ月の妻も「わたしたちは子どもを救わなければならない」と述べている。

 この夫婦によると、数千トンの化学廃棄物や放射性廃棄物がナポリ市内に捨てられているという。

 しかし、イタリアとスイスの間では国民の行き来が自由であるため、申請が認められる可能性は低いという。

【参考記事】
asahi.com -
(http://www.asahi.com/international/update/0115/
TKY200801140227.html)

ゴミ移送、反発の嵐 満杯ナポリから北へ南へ
 (2008年01月15日)

 ナポリをはじめ、すべての埋め立て処分場が満杯になったイタリア南部カンパニア州のゴミ危機が、国内の他地域に飛び火した。
 政府の要請で行き場を失ったゴミの受け入れを始めたものの、最初の移送先では反発した一部住民が暴徒化。
 政府は危機に対応する監督官に元警察トップを起用したが、根本的な解決の見通しは立たないままだ。

 10日夜、対岸のサルデーニャ島カリャリの港にカンパニア州からの貨物船が着いた。
 積み荷はゴミ500トン。ナポリ周辺でゴミ収集が止まって3週間、政府が「窮余の策」として打ち出したゴミ移送の第1号だ。

 しかし、港には地元住民ら数十人が集結。
 一部は波止場に座り込んで接岸を阻止しようとした。

 騒ぎは市内へ拡大し、地元報道によると約千人が投石したり、通りのゴミ回収箱に放火したりして警官隊と衝突。
 車が放火されるなど、騒動は12日未明まで続いた。

 サルデーニャ州のソル知事は
「人がおぼれかけているときはまず助けることだ」とゴミ受け入れを支持。
 しかし、反発する住民が知事宅前に大量のゴミ袋を投棄した。

 カンパニア州のゴミは13日、シチリア島へも運び込まれた。
 南部アグリジェント近くの処分場では、住民らが車などで道路を封鎖。搬入を阻止しようとした。

 カンパニア州内で路上や中間施設に放置されたゴミは10万トンを超えたとされる。
 プロディ首相は今回のゴミ危機を「イタリアの恥」と繰り返し、他の19州へのゴミ移送について直接説得に乗り出した。
 多くの知事は受け入れる方向だ。

 しかし、住民や議会の反発は強い。
 ゴミはほとんど分別されておらず、焼却処理が中心の北部自治体では「危険」を理由に拒否を主張する声も。
 ANSA通信は、野党・北部同盟が道路封鎖で「南部からのゴミ」を阻止する構え、と伝えた。

 ミラノを州都とする経済的に豊かな北部ロンバルディア州では14の焼却施設が稼働する。
 これに対し、カンパニア州はゼロ。90年代から何度も計画されたが着工できたのは一つだけで、その供用も大幅に遅れたままだ。

■行政への不信感が背景に

 ゴミ危機の背景にあるのは、住民のゴミ行政に対する徹底的な不信感だ。
 カンパニア州では90年代初頭、各地の埋め立て処分場で環境汚染が発覚し、裁判所が相次いで閉鎖命令を出した。
 ゴミ処理業界に浸透した犯罪組織シチリア・マフィアのナポリ版「カモッラ」が北部など他地域の産業廃棄物を持ち込んだのが原因とされる。

 政府は94年にゴミ非常事態を宣言したが、処分場を建設しては環境問題などを理由に閉鎖する事態が続いた。
 新たな埋め立て処分場や焼却施設計画が持ち上がるたび、地元市や住民が激しく反発し、ゴミ収集が停止される悪循環に陥った。

 カモッラは今も業界に強い影響力を持つ。産廃の違法投棄を困難にする焼却施設の建設反対運動をあおっているとの見方が絶えない。
 プロディ首相は8日、同州のゴミ行政で全権限を握る監督官にデジェンナーロ元警察庁長官を任命。
 対マフィア捜査の指揮でも知られ、政府の強い姿勢を強調する狙いがある。

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